※この投稿は2017年9月16日に、フィンランドのEnevo本社ブログに投稿された記事の翻訳です。

Hearts for the Homelessはホームレスへの食事提供を目的に、NY州バッファローで1990年に設立された非営利団体です。年月を重ねるにつれ、同団体は衣類の回収・リサイクル・古着販売にも拡大しました。団体の活動を更に拡大するために、データを用いて効率化する方法はないかと相談をいただきました。

他の団体にとっても参考になるかと思い、Enevoと取り組んだ経験についてHearts for the HomelessのCOOであるNicholas M. Calandra氏にお話を伺いました。Hearts for the Homelessは変化を生み出し、貢献する地域住民の生活を向上する団体の良例です。私達Enevoにとっては、Hearts for the Homelessのような事業との協業は素晴らしいものであり、より多くの人に彼らの取り組みについて知ってほしいと思っています。

以下Calandra氏より

私達は、NY州バッファローのホームレスへ、食事や衣類を無償で提供しています。この活動を支援するために、まだ着用可能な衣類を販売するリサイクルショップを運営し、着用できない衣類の卸売やリサイクル事業を行っています。

寄付を集めるために、地域内に屋外の衣類回収ポイントを設置しています。そのうち400箇所でEnevoセンサーが稼働し、2台のトラックが回収にあたっています。Enevoのシステムを使い始める前は、トラックは隔週ごとに、決まったルートを一日で回っていました。回収ルートは地理と過去の堆積量に基づいて決めたもので、中々精度が高いという認識でおりました。

最初は数個のセンサーから始め、続いて倉庫から最も遠く堆積量を把握しづらい容器のいくつかに追加しました。現在では400個ほどのセンサーが稼働しており、回収ポイントは中小企業、教会、ショッピングモール、ガソリンスタンドなど様々な場所に設置されています。

Enevoを使う前の各容器の堆積率は、平均して35〜40%ほどでした。Enevoが提供するデータを知る前に経験に基づいて予測していたルートは、既に効率的な走行距離および走行時間という認識でおりました。ですので、Enevoを導入した当初の目的は、オペレーションの規模を拡大しても、容器の管理と監視を維持できるようなソリューションを見つけることでした。衣類回収を始めた頃は、全ての容器と設置箇所を個別に把握できていましたが、拡大するにつれ、効率的に回収場所を管理するソフトウェアが必要になりました。例えば、回収場所の数を今の倍にするとしたら、全ての容器の堆積量をスタッフ達が把握することは難しくなると考えていました。

堆積量のデータは、より効率的なルート作成に役立ちましたが、堆積率を80%程度まで高めながら容器から衣類があふれることも防ぎました。そのため、現在は、満杯になりそうな回収ポイントのみに立ち寄り、1回の回収でより多くの量を回収しています。この方法によって、トラックと回収チームは遥かに効率的になりました。

Enevoを使ってみて感じたもう一つのメリットは、地域のお店や会社などの新しい設置場所候補の管理者と話す際に、センサーで容器の堆積量を監視していることを話すと、皆さん感心してくださり、そのことが設置場所の拡大に役立つことです。

Enevoは私達の活動をより見える化・効率化し、規模拡大に役立っています。以前は地理的に倉庫から遠すぎてセンサーが堆積量を監視しなければ管理できなかった場所にも、回収ポイントを設置できるようになりました。Enevoのソリューションが提供するデータによって、以前は判断が難しかった新しい設置場所に対しても確信を持つことができるようになりました。
また、容器があまり利用されていない場合に、その容器の設置を継続すべきか判断できるため、現在の設置場所の最適化にも役立っています。

Enevoとの取り組みは大変助かっています。Enevoの熱意とサポートは素晴らしいですし、チーム全体がソリューションの成功を支援するために全力を尽くしてくれていると感じています。

原文:How smart waste management has increased efficiency at Hearts for the Homeless