※この投稿は2018年4月2日に、フィンランドのEnevo本社ブログに投稿された記事の翻訳です。
※本記事内で表記する一部のサービスはフィンランドのEnevo本社で提供されているものです。

当社は、Jerry Nicholls氏と彼が率いる英国のノッティンガム市で働く850名の従業員と共に、リサイクルと廃棄物処理の効率化に取り組んできました。7店舗の容器内にセンサーを設置し、廃棄物処理コスト12%削減、リサイクル率50%増加を達成しました。

背景

ノッティンガム市における7店舗・850名の従業員を持つマクドナルドのフランチャイズでは、「従来型」の廃棄物管理を行っていました。マネージャーが各店舗から出る廃棄物量を予測し、ノッティンガム市議会と契約して、廃棄物収集を依頼していました。
次の3年で30%以上の成長を予定していたフランチャイズ加盟者のJerry Nicholls氏は、従業員が店舗の運営と顧客体験の向上に集中出来るように、運用をシンプル化する方法を探していました。

課題

過去の方法では、容器内の堆積量に関わらず回収が行われていました。収集は週の中の決められたタイミングで計画されており、店舗には環境的・経済的な影響がありました。回収が漏れた場合には、課題は悪化し、解決のために店舗マネージャーは多くの時間を必要としていました。

Enevoの解決策

Enevoは回収漏れに関する課題を解決するために、センサーを設置しました。Enevoはどの容器でいつ回収が行われたのかを記録できたので、回収漏れをより早く報告し、課題をすぐに特定することが可能でした。また、Enevoは店舗ごとに回収スケジュールの遵守状況を追跡し、必要に応じて調整をすることで、回収サービスを受けた時だけ支払いが発生するようにしました。

効率的で正確なデータ収集も提供しました。センサーを使って各店舗の各容器内の正確な堆積量を計測し、店舗ごとまた全社でのリサイクル基準を作成しました。現在では、各店舗がどこに重点をおいてリサイクルに取り組むべきか把握できており、従業員の研修、教育、コンプライアンスの向上に時間をさくことが出来るようになりました。

結果

契約後一ヶ月で、Enevoは各店舗の容器にセンサーを設置しました。Enevoのセンサーは一日のどの時点でどのくらいの堆積量だったのか、または回収が行われたのかを検知します。Enevoは店舗マネージャーを巻き込み、センサーとシステムの仕組みの説明に時間を割きました。現在、Enevoのクライアントサービスは、Jerry氏が運営するノッティンガム市内の7店舗での廃棄物管理に積極的に貢献しています。
また、各店舗の廃棄物の基礎データを得た後は、市と協力して、適切な容器数と容器サイズから導かれた廃棄物とリサイクルと照合したり、回収頻度を見直すことで、各店舗の適正化に取り組んでいます。

Enevoはイノベーションがどのようにノッティンガムで展開する私の事業を支援するかを示す完璧な例です。Enevoのスマートな技術を活用することで、コスト削減と忙しい店舗チームの生活を向上することが出来ました。手作業で回収漏れを追いかけたり、その他の課題解決のために使っていた分の時間が無くなり、店舗の運営や顧客体験の向上に集中することができています。また、リサイクル率をより詳細に追跡できるようになったことで、店舗から排出される廃棄物がどうなるかについて、より深く理解できるようになったことも喜ばしいことです。

原文:How we saved McDonald's 12%